宇都宮印舗株式会社(仮名)様(栃木県宇都宮市)
◆ 業種:印章(ハンコ)製造・販売 ◆ 体制:3名 ◆ 代表:田川様(仮名)
※実際の支援事例をもとに、プライバシー保護の観点から社名・人物名は仮名とし、内容を一部再構成しています。
宇都宮市で印章(ハンコ)の製造・販売を営む、わずか3名の会社です。緻密な手仕事には自信があり、長年、地域のお客様に支えていただいてきました。
ご存じのとおり、ハンコ業界はいま、デジタル化の大波の中にあります。「脱ハンコ」の声が高まる中で、伝統的な価値をどう守り、どう泳ぎ続けるか。それが私たちに課された大きな課題でした。
縮小する市場の中で、座して待つわけにはいきません。
長年温めてきた新商品のアイデアを形にしたい——でも、3名の会社には、計画をまとめる時間も、開発に投じる資金もありませんでした。
IBSさんの代表が銀行出身で、事業計画の策定から補助金までサポートできると聞き、藁にもすがる思いで無料相談に申し込んだのが始まりです。
「うちみたいな3人の会社が、顧問なんて贅沢じゃないか」というのが最初の正直な気持ちでした。
ところがIBSさんの料金表を見ると、小規模事業者向けのプランが月数千円から明記されている。
社労士さんというより「小さな会社の経営企画室」を雇えるイメージだと分かり、比較するまでもなくお願いしました。
最大のプロジェクトは、新商品開発でした。
IBSさんは私たちの頭の中にしかなかったアイデアにじっくり耳を傾け、実現可能な事業計画に練り上げてくれました。その計画が補助金の採択につながり、開発資金を確保できたんです。
あわせて、オンライン販売を見据えたホームページの全面改修も実現しました。
日常では、3名という少人数ゆえの労務の悩み——休みの回し方や、繁忙期の応援人員のことなどを相談しています。
市場の縮小が叫ばれる業界で、業績を着実に伸ばせていることです。
斬新なアイデアと伝統的な技術を融合させた新商品は、市場に新しい風を吹き込み、遠方からのご注文もいただけるようになりました。
補助金で開発資金を確保できたこと、計画を「絵に描いた餅」で終わらせずに伴走してもらえたこと。どちらが欠けても、今の私たちはなかったと思います。
さらに「アイディア×助成金」で、新たにレーザー加工機を導入することもできました。当社の規模では1/5の負担で済むとのことで、小さい会社だからとあきらめていた加工機を数十万で導入することができました。
オーダーメイドの彫刻が多種多様にできるだけでなく、私以外の女性スタッフも「データによる印章制作」ができるようになり、客単価のUPと同時に生産体制の増強にもつながりました。
3名の会社を、100名の会社と同じ真剣さで支援してくれるところです。会社の規模で態度も価格も変えない。すべて料金表どおり。
小さな会社にとって、これがどれほどありがたいことか。
それと、銀行出身ならではの「数字の言葉」で計画を作ってくれること。補助金の審査でも金融機関との話でも、一発で採択や融資の可決に至る「通用する計画」になっているのは、その力だと思います。
「衰退産業だから」と諦めている同業の方、後継ぎの方にこそ伝えたいです。
伝統は、守り方を変えれば伸ばせます。私たちのような3人の会社でも、挑戦の計画と資金は作れました。
小さな会社こそ、外部に「経営の頭脳」を持つべきです。また、自分自身のことはわかっているようで見えない部分も多くあります。
IBSさんを試すわけではないですが、きっと外部から見た答えを出してくれると思います。