アグリ商事株式会社(仮名)様(群馬県伊勢崎市)
◆ 業種:卸売業(農業製品) ◆ 体制:経営陣2名・社員10名・パート3名 ◆ 代表:田村様(60代)
※実際の支援事例をもとに、プライバシー保護の観点から社名・人物名は仮名とし、内容を一部再構成しています。
伊勢崎市で農業製品の卸売業を営んでいます。地域の生産者と販売先をつなぐ仕事で、ありがたいことにメディアに取り上げていただく機会もある事業です。
ただ、外からは順調に見えても、中身は長年「ジェットコースター経営」でした。伸びる年と落ち込む年の差が激しく、その原因がどこにあるのか、自分たちでは突き止められずにいたのです。
人の問題が限界に来たことです。求める人材を募集しても集まらない。やっと採用した社員が定着しない。挙げ句に、信頼していた社員の着服トラブルまで起きてしまい、組織への信頼そのものが揺らいでいました。
経営者として本業に集中するどころではない状態で、「組織を根本から見直したい」と思ったのがきっかけです。
採用や組織の問題を「就業規則を作って終わり」ではなく、原因の分析から立て直しの実行まで付き合ってくれる事務所は他になく、比較のしようがありませんでした。
最初の相談でIBSさんが示した分析は衝撃でした。「御社は全員のスキルが高いせいで、定例業務の担い手がいない。能力のミスマッチが起きています」——人が悪いのではなく、配置と役割の設計の問題だったんです。この分析を聞いて、この人たちに任せようと決めました。
立て直しは「順番」が肝心でした。まず就業規則と労働契約書を整理し、社内説明会で「守り」を固める。社員に「会社は本気でルールを整えた」と伝わったことで、空気が変わりました。
その上で「攻め」の採用へ。求める人物像(ペルソナ)の設計から、求人原稿、会社の魅力を伝える採用ページや動画まで、採用の導線を丸ごと再構築してもらいました。今は助成金を活用した設備投資の計画や、幹部の育成についても相談しています。
狙ったとおりの人材が入社し、そして辞めなくなったことです。これが会社をここまで変えるのかと、正直驚いています。
組織が安定したことで、助成金も活用しながら2,000万円を超える設備投資に踏み切れました。さらに、長年の夢だった北海道への支所設置まで実現。会社が初めて「安定して成長する」フェーズに入ったと感じています。
問題の「順番」を示してくれるところです。攻めたい経営者に対して、「まず守りからです」と言える専門家はなかなかいません。組織を分析する力と、それを実行まで落とし込む伴走力は、他にはない魅力だと思います。
それと、生産性へのこだわり。IBSさん自身が徹底的に効率化された事務所なので、高度な提案のわりに費用は手ごろです。「良いのに手ごろ」を自分の事務所で体現しているから、説得力があります。
会社の成長が「人」で止まっていると感じる経営者の方は、一度、外部の専門家に組織を見てもらうことをおすすめします。自分では絶対に気づけない原因が、必ずあります。
人の問題が落ち着くと、こんなに本業に集中できるのかと驚くはずです。60代の私でも会社は変えられました。同じ悩みを持つ方の背中を押せたら嬉しいです。